生産環境・畜産領域 前野浩太郎研究員がシンゲッティ賞を受賞

関連プログラム
農産物安定生産
国名
日本

国際農研 生産環境・畜産領域 前野浩太郎研究員が、モーリタニア・イスラム共和国「2020年度 シンゲッティ賞(科学技術)」を受賞しました。

国際農研 生産環境・畜産領域 前野浩太郎研究員が、モーリタニア・イスラム共和国「2020年度 シンゲッティ賞(科学技術)」を受賞しました。

本賞(Chinguitt Prize)は、モーリタニア政府が毎年主催しており、モーリタニアの文化や芸術、科学の発展に貢献したモーリタニアや外国の研究者が表彰されます。審査には大統領も関与し、モーリタニアで最も権威ある賞の一つであり、名称の「シンゲッティ」はイスラム7番目の聖地として11世紀ごろから栄え、ユネスコ世界文化遺産の指定都市としてモーリタニアを代表する歴史ある街として知られています。

前野研究員は、アフリカで大発生するサバクトビバッタの防除技術開発に関する研究にモーリタニアを拠点に9年にわたって取り組み、バッタ問題解決に科学的に挑んできました。モーリタニア国立バッタ防除センター前所長のMohamed Abdellahi Ould Babah EBBE 氏の推薦を受け、「モーリタニアにおけるサバクトビバッタの幼虫と成虫の空間的時間的分布」で本賞を受賞しました。また、一般書籍を通じてモーリタニアの文化を日本に紹介し、二国間の友好関係に寄与したことも評価されました。

事業紹介 http://www.prixchinguitt.mr./

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