2018年11月7日(水)に、国際農研(つくば市)において、ギニア国農業研究所(IRAG)と国際農研の共同研究のためのワークショップを開催しました。これは、ギニアにおけるイネの生産性向上のための具体的な取り組みの開始に向けて行われたものです。ワークショップにはIRAGから3名、国際農研から9名が参加し、彼我のニーズとシーズに基づく研究活動について活発な意見交換が行われました。

国際農研は2017年10月にギニア国農業研究所(IRAG)と農業研究協力に関する覚書(MOU)を再締結しました。これに基づき、国際農研とIRAGではギニア国のコメ増産に向けた取り組みを進めることで一致し、2018年8月にはワークプランを策定しました。今回のワークショップは、具体的な活動開始に向けた研究者の交流のために開催したものです。会議では、IRAGからギニアの稲作が抱える問題のうち、特に共同研究を通じて解決を図りたい問題として土壌の鉄毒や貧栄養土壌といった非生物的なストレスとともに、生物的なストレスであるいもち病について説明がありました。国際農研からは、センターが取り組むイネ育種等に関する研究を紹介し、共同で取り組む具体的な活動について提案が行われました。

ワークショップの後、IRAGの一行は国際農研の本所および熱帯・島嶼研究拠点において、共同研究に必要な技術を研修するとともに、カウンターパートとなる国際農研の研究者と具体的な計画についての意見交換を行いました。今後、活発な活動が期待されます。

 

写真1 ワークショップの様子

写真1 ワークショップの様子

写真2 イネの交配に関する研修

写真3 多量のイネサンプルからのDNA抽出に関する研修

写真4 まとめのミーティング