「不良環境条件下でのイネ栽培に適応した生物的および非生物的ストレスに対する遺伝的改良」に関するワークショップをインドネシアで開催(9月19日)

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農産物安定生産

JIRCASは「熱帯等の不良環境における農産物の安定生産技術の開発」のため、アジア・アフリカにおいて「イネいもち病ネットワーク研究」と「不良環境耐性作物プロジェクト」に関する共同研究を実施しています。このたびインドネシアのボゴールにおいてワークショップを開催し、具体的な研究活動について協議しました。

 今中期計画においてJIRCASは、「熱帯等の不良環境における農産物の安定生産技術の開発」のため、アジア・アフリカにおいて「イネいもち病ネットワーク研究」と「不良環境耐性作物プロ」に関する共同研究を実施しています。このたびインドネシアのボゴールにおいて、これらの共同研究に関わるイネ育種関係研究者が合同で「不良環境条件下でのイネ栽培に適応した生物的および非生物的ストレスに対する遺伝的改良」に関するワークショップを開催しました。JIRCASが進めるイネの遺伝的改良研究に関して。カウンターパート機関であるアジアの研究機関(インドネシア稲研究センター、インドネシア農業バイオテクノロジー・遺伝資源研究開発センター、ベトナム農業遺伝学研究所、フィリピン稲研究所、バングラデシュ稲研究所)から19名、アフリカの研究機関(アフリカ稲センター)から1名、JIRCASから5名が参加しました。

 共同研究で実施している「イネいもち病ネットワーク研究」と「不良環境耐性作物プロ」課題それぞれについて活発な論議が行われ、いもち病抵抗性・不良環境耐性イネの開発に向けた具体的な活動計画が決定し、お互いの合意形成が図られました。

発表を熱心に聞く参加者

集合写真

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