JIRCASとの共同研究プロジェクトを実施しているラオス国立大学農学部は、12月9-11日に創立40周年を記念する式典を開催し、JIRCASの齋藤昌義プログラムディレクターと丸井淳一朗研究員が招待されました。

 齋藤プログラムディレクターは、今回の記念式典の一環として12月9-10日に開かれた学術会議1st Agricultural Science, Technology and Development Conference (ASTDC2015)の基調講演で、JIRCASの「農村活性化プログラム」において実施した、農業・林業・水産業・畜産業および発酵食品等多岐にわたるラオスとの共同研究成果を紹介しました(写真1)。丸井研究員はラオスの重要な食料資源である淡水魚発酵食品に関する共同研究の成果と品質管理技術の向上にむけた生産者への成果普及の取り組みを発表しました。

 ラオス国立大学農学部における丸井研究員の取り組みは、淡水魚発酵食品の品質、発酵微生物の多様性に関する学術成果にとどまらず、同学部の若手職員および学生の能力向上への貢献に加え、現地の生産者らへの知識普及・技術指導への尽力が高く評価され、同学部長のOudom Phonekhampheng博士から贈られた感謝状が、同副学部長のSilinthone Sacklokham博士より丸井研究員に手渡されました(写真2,3)。この業績は農学部の主要成果の一つにも選定され、ラオス国立大学が12月16-17日に開催した、各学部の優れた研究成果を発表する学術会議 (2nd National Research for Development Forum on Getting Ready to AEC)でその内容を発表しました。成果内容のポスター展示にはラオス人民民主共和国のSomsavat Lengsavad副首相も立ち寄られ、共同研究者のSayvisene Boulom氏がJIRCASとの活動について紹介しました。(写真4)。

参考: 国際農林水産業研究成果情報 第22号 【2014(平成26年度)】

課題名 A4 A3 ポスター
タイ、ラオスの淡水魚発酵調味料の品質に影響する塩分濃度と発酵期間の重要性 PDF559KB PDF487KB PDF 365KB