発展途上国のための温室効果ガスと循環型農業に関するJIRCASシンポジウム開催報告

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国名
タイ

農林水産省技術会議事務局の地球規模課題国際研究ネットワーク事業において、JIRCASがハブ機関となって、「農業分野における温室効果ガスの排出削減・吸収に関する技術開発」(温室効果ガス(技術会議))と題する国際共同研究を実施しています。その中で、畜産分野については、畜産由来の温室効果ガス削減研究に関しての国内コンソーシアムを構築するとともに、東南アジア地域に応用可能な技術開発を行い、家畜由来のメタン排出を削減することを目標としています。その一環として、SAADC2011(発展途上国のための持続的畜産業に関する国際会議)のサテライトシンポジウムとしてJIRCAS主催で本会議を開催しました。

日時
2011年7月28日
会場
タイ・ナコンラチャシマ スラナリー工科大学
主催・後援等
JIRCAS

会議概要

農林水産省技術会議事務局の地球規模課題国際研究ネットワーク事業において、JIRCASがハブ機関となって、「農業分野における温室効果ガスの排出削減・吸収に関する技術開発」(温室効果ガス(技術会議))と題する国際共同研究を実施しています。その中で、畜産分野については、畜産由来の温室効果ガス削減研究に関しての国内コンソーシアムを構築するとともに、東南アジア地域に応用可能な技術開発を行い、家畜由来のメタン排出を削減することを目標としています。その一環として、SAADC2011(発展途上国のための持続的畜産業に関する国際会議)のサテライトシンポジウムとしてJIRCAS主催で本会議を開催しました。畜産分野からの温室効果ガスのモニタリングやその削減技術に関する10題の講演があり、18カ国から合計66名の参加者がありました。総合討論では、開発途上国では今後家畜頭数の大幅な増加が見込まれる一方、この地域は温暖化に関連する気候変動の影響を受けやすいとされており、本課題に関わる研究情報のネットワークの強化が必要であるとの認識で一致しました。そして、コンケン大学のクリタポン先生等を中心として自主的なネットワークを構築することになりました。

シンポジウムの会場の様子

講演者と事務局関係者が一同に会して

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