Pick Up

670. 食料システムにおける農業多様性の役割

関連プログラム
情報


670. 食料システムにおける農業多様性の役割

過去数十年間にわたる食料システムのグローバル化により、世界の食料の75%が12種の作物と5種の家畜に依存しているといわれてきました。この背景に、農業多様性の喪失があります。

農業多様性の回復は、食料システムの強靭性向上だけでなく、栄養ある食の供給にとっても必要です。9月にNature誌で発表された論文は、土地固有の食料システムは生態学的および社会経済的持続性を保証するものであり、政策・科学議論において主流化される必要性を主張しました。

10日後の12月12日に予定されているハイブリッド・セミナーでは、専門家を招き、アフリカやアジアのコミュニティにおける栄養・環境・経済ニーズを満たしつつ、食の遺伝資源の多様性や文化的価値を保全する上で、科学・研究が果たすべき役割について議論します。

 

セミナー
栄養改善と生活向上に資するローカル・ランドスケープ由来の食利用を促進するための科学と伝統知の適用
主催    国際農林水産業研究センター(国際農研;JIRCAS)
   The Alliance of Bioversity International and CIAT
開催日    2022年12月12日(月)14:00~16:00
場所    ハイブリッド(場所:ビジョンセンター日比谷、会場人数は登録先着順40名までを予定)
特設サイト https://www.jircas.go.jp/ja/event/2022/e20221212
登録サイト https://www.jircas.go.jp/ja/event/2022/e20221212/entry
備考1 会議進行は英語になります(同時通訳はありません)
備考2 登録の際、会場参加かオンライン参加かをお知らせください。


(文責:情報プログラム 飯山みゆき)

 

関連するページ