過酷環境下におけるレジリエンス強化農業技術の開発に資する研究基盤の構築【アグロレジリエンス】
関連プログラム
食料・栄養
2026-09-02
背景
世界的な平均気温の上昇と気候変動により、干ばつや塩害などのリスクが増大し、乾燥地域や過酷環境下の農業生産は一層不安定になっています。特に、ボリビアやチュニジアなど水資源に乏しい地域では、土壌塩類化や養分不均衡、土壌流出による生産基盤の劣化が進んでおり、持続的な農畜産物生産を支えるレジリエントな農業体系の構築が急務となっています。そのためには、キヌアやイネなど過酷環境耐性作物のゲノミクス・オミクス解析や分子育種素材の開発に加え、耕畜連携や代替水資源の有効活用を組み合わせた統合的な研究基盤の整備が必要とされています。
プロジェクト目標
先端技術やリソースを活用した基盤的研究と、過酷環境地域における現地適応型研究を通じて、作物・畜産物生産に寄与する分子素材や情報基盤、育種、飼養、水利用等に資する要素技術を開発し、レジリエンス強化型農業の研究開発基盤を構築します。
研究課題構成
- レジリエンス強化耕畜生産システム基盤の開発
- 作物強靭化に向けた先端技術基盤の開発
- 乾燥地域における代替水資源活用型の持続的換金作物生産システムの開発
対象国
ボリビア、チュニジア、世界の乾燥地域・過酷環境地域
成果の対象者・受益者
ボリビア・チュニジア・世界の過酷環境地域における現地カウンターパート、普及機関、現地農業生産者等
プロジェクトリーダー
小賀田 拓也(生物資源・利用領域)