2月26日(木)、農林水産省主催の「フードテック官民協議会 令和7年度 第3回総会/提案・報告会」が Tokyo Innovation Base STAGE(東京都千代田区)で開催されました。「フードテック官民協議会」は、食・農分野の持続的発展と食料安全保障の強化に向けて、資源循環型の食料供給や新たな食技術の基盤構築を推進するため、産学官が連携して課題解決と新市場の創出を図る取り組みです。
今回の総会には、民間企業、大学・研究機関、行政など多様な関係者が参加し、フードテック分野の最新動向や各組織の取り組みが共有されました。JIRCASからは、生物資源・利用領域の丸井淳一朗主任研究員が登壇し、「日本の麹を世界へ」と題して、日本の麹を活用した安全で栄養価の高い食品製造技術を海外へ展開するため、日本企業やタイ・ラオスの研究者と進めている国際共同研究を紹介しました。会場では、参加者が熱心に耳を傾け、日本の伝統的発酵技術が海外の食品産業に貢献し得る点に高い関心が寄せられました。
また、併設された展示ブースでは、JIRCASが取り組む幅広い研究開発や、民間企業との協働による社会実装の事例を紹介しました。多くの来場者に研究内容を直接知っていただく貴重な機会となり、活発な意見交換が行われました。
国際農研は、今後もこのような産学官の交流機会を積極的に活用し、研究者が成果を発表する場を広げながら、研究内容への理解促進と認知度向上に努めてまいります。
