アジア・アフリカ地域の稲作普及員8名が国際農研を訪問―JICA課題別研修―

国際協力機構(JICA)では、アジア・アフリカ地域の普及員を対象に、稲作技術向上に関する研修を行っています。この研修の一環として、令和4年5月31日(火)にエチオピア、フィリピンなど7か国8名の普及員とJICA筑波からの引率者3名の計11名が国際農研を訪問しました。

国際協力機構(JICA)では、アジア・アフリカ地域の普及員を対象に、稲作技術向上に関する研修を行っています。この研修の一環として、令和4年5月31日(火)にエチオピア、フィリピンなど7か国8名の普及員とJICA筑波からの引率者3名の計11名が国際農研を訪問しました。

国際農研の概要を紹介した後、辻本泰弘プロジェクトリーダー(生産環境・畜産領域)が、「A challenge for increasing rice productivity under low-input and low soil fertilizer conditions in SSA」と題して研究紹介を行いました。講義では、マダガスカルで実施中の生産性向上に向けた稲作技術の開発について現地の活動映像を交えながら紹介し、講義終了後には普及員との意見交換も行われました。

2020年初頭から世界的に流行した新型コロナウイルス感染症は、2021年度も収束すること無く、JICA課題別研修の受け入れ中止を余儀なくされましたが、今年度より感染防止対策を行ったうえで、再開することができました。今後もこうした連携・交流を通して、地球規模の環境・食料問題に関する国際農研の取り組みについて情報発信に努めて参りたいと考えています。
 

国際農研の概要紹介

辻本PLによる研究紹介

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