社会科学領域の小出淳司研究員が日本農業経営学会学会誌賞を受賞

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社会科学領域の小出淳司研究員らの研究論文「アフリカの小規模家族農業における経営計画モデルの構築 ―モザンビーク北部ナカラ回廊の事例―」が日本農業経営学会学会誌賞を受賞しました。

社会科学領域の小出淳司研究員が日本農業経営学会学会誌賞を受賞

2019年9月7日に、仙台で開催された令和元年度日本農業経営学会研究大会において、社会科学領域の小出淳司研究員らが日本農業経営学会学会誌賞を受賞しました。同賞は、日本農業経営学会の機関誌『農業経営研究』に掲載された論文の中で学術上著しい成果を挙げた論文に対して授与されるものです。

受賞論文は、2018年10月に掲載された研究論文「アフリカの小規模家族農業における経営計画モデルの構築 ―モザンビーク北部ナカラ回廊の事例―(農業経営研究、第56巻3号)」で、山田隆一氏(東京農業大学)、大石亘氏(筑波大学)との共著論文です。小出研究員らは、アフリカの小規模農家の営農条件や生計構造を反映した農業経営計画モデルの構築に取り組んできました(国際農研平成30年度研究成果情報)。今回の受賞論文は、農業生態環境の異なるナカラ回廊3地域において収集した小規模農家の生産・生計に関する実測値・実績値を用いて、営農条件の地域性や代表性、農外部門の重要性などを考慮した従来に無い経営計画モデルを作成した点が評価されました。

      柳村俊介学会長からの賞状の授与

            授与された賞状

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