令和元年8月28日(水)~30日(金)に横浜でアフリカ開発会議(TICAD7)が開催されます。
TICAD7出席にあわせた、CGIAR(国際農業研究協議グループ)やアフリカSDGsセンター所長の来日を機に、アフリカにおける研究現場の実情について講演するセミナーが8月26日(月)に農林水産省にて開かれ、70名ほどが聴講しました。岩永理事長も基調講演にて、国際農研によるアフリカにおける取組について紹介しました。
岩永理事長は、「アフリカにおけるSDGs貢献に向けた農業技術開発」と題して、アフリカが直面する食料・栄養安全保障上の課題を指摘し、アフリカにおける持続的な開発に貢献するため、現地・国際パートナーと共同で農民の現場ニーズに応える技術開発に取り組む、国際農研のミッションを紹介しました。
また、世界蔬菜センター(WorldVeg)ウォペレイス所長、国際稲研究所(IRRI)モレル所長、国際熱帯農業研究所 (IITA)サンギンガ所長、アフリカ地域持続可能な開発目標センター(SDGC/A) ベガショウ総裁が、アフリカにおけるSDGsを達成するための農業研究において戦略的に重要な課題について、各々、国際農業研究最前線での経験を踏まえたスピーチを行いました。