研究戦略室の松本成夫地域コーディネータらの論文「わが国の食飼料供給に伴う1992年から2007年までの窒素フローの変遷」に対し、日本土壌肥料学雑誌論文賞が贈られました。

2018年8月30日に、日本大学生物資源科学部(神奈川県藤沢市)において開催された2018年度日本土壌肥料学会神奈川大会において、研究戦略室の松本成夫地域コーディネータが日本土壌肥料学雑誌論文賞(2018年度)を受賞しました。同賞は、日本土壌肥料学雑誌(和文誌)に、土壌・肥料・植物栄養学及びこれらに関連する環境科学の研究の進歩に寄与する優れた論文を発表した著者に対して、日本土壌肥料学会から授与されるものです。
受賞論文は2017年2月に出版された「わが国の食飼料供給に伴う1992年から2007年までの窒素フローの変遷(土肥誌、第88巻、第1号、1~11ページ)」で、織田健次郎氏(元農業環境技術研究所)、三輪睿太郎氏(元東京農業大学)との共著論文です。本論文は、日本の食飼料供給に伴う窒素フローを算定し、供給側では国内生産食飼料、輸入食飼料の供給量の変遷を、需要側では加工業、畜産業、食生活における国産率の変遷を解明したものです。特に、窒素フローの変化をもたらした技術革新、食飼料供給体制の変化及び消費者嗜好変化の相互の関連から、窒素の環境負荷と農地還元の変化が明らかになりました。