研究戦略室の奥田幸夫氏(前農村開発領域主任研究員)らの研究報文「ウズベキスタン国の土壌条件下におけるカットドレーンの適用上の課題と対策」(農業農村工学会論文集)が農業農村工学会優秀報文賞を受賞しました。

国際農研研究戦略室の奥田幸夫氏(前農村開発領域主任研究員)らの報文「ウズベキスタン国の土壌条件下におけるカットドレーンの適用上の課題と対策」(農業農村工学会論文集DOI https://doi.org/10.11408/jsidre.85.II_83)が、2018年度農業農村工学会賞優秀報文賞に選定されました。本報文は2017年9月に発表され、農業農村工学分野の営農技術の海外展開に関する優秀な報文であると評価されました。本年9月4日京都で開催された農業農村工学会大会で授賞式があり、共著者の藤巻晴行氏(鳥取大学乾燥地研究センター)、北村義信氏(鳥取大学国際乾燥地研究教育機構)、北川巌氏(農研機構農村工学研究部門)を含めた4名に賞状と楯が授与されました。奥田氏らは、中央アジアの乾燥・半乾燥地域のウズベキスタンの塩類集積農地において、日本で開発された穿孔暗渠機を活用し、カットドレーン(地表面下60~90 cmの無資材型暗渠)形成によるリーチング時の塩類除去効果の向上とともに、その適用上の課題に取り組んできました(国際農研平成29年度研究成果情報)。本報文では、乾燥土壌条件下のカットドレーンの施工に適した土壌水分状態、灌漑やリーチング時の選択流による空洞部の崩落抑制手法の試行とその効果を明らかにしました。