2014年5月27日(火)東京ANAインターコンチネンタルホテルにおいて米日カウンシル(U.S.-Japan Council)と在日米国商工会議所(American Chamber of Commerce in Japan)の共催によるウィメン・イン・ビジネス・サミットが開催され、JIRCAS水産領域マーシー・ワイルダー主任研究員が講演者として出席しました。本サミットでは、日本における様々な女性団体がネットワークを構築し、互いに協力して日本で働く女性の地位向上のために声をひとつにすることを目的として、セミナー、ディスカッション、および講演会が行われ、開会式では、ケネディ駐日米国大使に続いて、安倍内閣総理大臣の基調講演があり、共に女性の能力向上や社会進出を推進することが、日本の経済発展に不可欠であると強調しました。

安倍総理大臣による基調講演(開会式にて)

安倍総理大臣による基調講演(開会式にて)

マーシー・ワイルダー主任研究員は「STEM(Science, Technology, Engineering and Math:科学、テクノロジー、エンジニアリング、数学)分野の女性」セッションで講演者を務め、山崎直子氏(宇宙飛行士)、伊藤さやか氏(ダウ・ケミカル日本株式会社)、レベッカ K. グリーン氏(イー・アール・エム日本株式会社)とともに活発なパネルディスカッションを行いました。

本セッションでは、STEM分野における女性のキャリア事例を紹介するとともに、この分野で成功するために必要なスキルについて、また女性がどのように現状の変革を起こすことができるかについて、各講演者の考えが述べられました。さらに、STEM分野における女性の登用や教育のあり方について議論が行われ、その結果、職場における女性のロールモデルの構築と普及、および民間企業・研究所・大学等での女性登用の数値目標の実現が不可欠であり、また、中学・高校の段階から女子学生のSTEM分野への関心を高めることが必要であるというコンセンサスが得られました。最後に、現代社会に不可欠である食品や衣類、交通、コミューニケーション技術など、我々が日常的に使用するすべての物はSTEM分野において産み出されるため、是非女性のアイデアと才能をもっと取り入れるべきであると会場一同で合意されました。

サミット全体には700人以上、「STEM分野の女性」のセッションには100人程度が参加しました。

(サミットの公式サイト:http://usjcaccjwibsummit.com/ja/)

 

「STEM分野の女性」セッションの様子。(左から右: レベッカ K. グリーン氏、伊藤さやか氏、マーシー・ワイルダー氏、山崎直子氏)

「STEM分野の女性」セッションの様子。(左から右: レベッカ K. グリーン氏、伊藤さやか氏、マーシー・ワイルダー氏、山崎直子氏)