JIRCASウズベキスタン・セミナー報告

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食料安定生産

JIRCASでは、平成20年より農地塩害対策調査(農林水産省補助金)を実施し、農家向けガイドライン「高地下水位条件下における圃場レベルの塩害軽減対策」を取りまとめました。農家による塩害対策の普及・推進には技術指導や支援が必要であることから、その役割を担うウズベキスタン政府機関、国際機関等を対象に塩害対策の普及素材としてのガイドラインの紹介を目的としたセミナーを開催しました。セミナーには、ウズベキスタン国農業水資源省、フェルメル(民間経営農場)評議会、同国内で塩害問題の多い7州から塩害対策実施機関、研究機関、国際機関、日本側関係機関、合計45名が参加しました。

日時
2013年3月7日(木)9:00~17:00
開催場所
ウズベキスタン国タシケント市
主催
国際農林水産業研究センター(JIRCAS)

会議概要

JIRCASでは、平成20年より農地塩害対策調査(農林水産省補助金)を実施し、農家向けガイドライン「高地下水位条件下における圃場レベルの塩害軽減対策」を取りまとめました。農家による塩害対策の普及・推進には技術指導や支援が必要であることから、その役割を担うウズベキスタン政府機関、国際機関等を対象に塩害対策の普及素材としてのガイドラインの紹介を目的としたセミナーを開催しました。セミナーには、ウズベキスタン国農業水資源省、フェルメル(民間経営農場)評議会、同国内で塩害問題の多い7州から塩害対策実施機関、研究機関、国際機関、日本側関係機関、合計45名が参加しました。

午前は、ガイドラインの内容を説明し、水管理技術等を中心に活発な議論が行われました。午後は、他機関の研究やプロジェクト事例、ガイドラインの実施に際して必要となる支援等の提案、意見交換、ガイドラインの贈呈式が行われました。ガイドラインについては、塩害のメカニズム、対策の必要性、手法等農家に対して分かり易くまとめられているとの評価が得られました。一方、地域的な状況の違いを踏まえ、その普及、適用に当っては注意が必要との意見も出されました。

ガイドラインをウズベキスタン国農業水資源省に贈呈する安中理事

セミナー参加者との記念写真

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