第3回「淡水レンズの保全管理」セミナー開催報告

関連プログラム
資源環境管理

第3回「淡水レンズの保全管理」セミナーは、昨年度に引き続き、研究調査活動の成果をプロジェクト関係機関と情報共有するために実施しました。セミナーでは、政府機関からは資源開発省(R&D)事務次官、環境保護庁(EPA)所長、水タスクフォース、マジュロ環礁地方政府(MALGOV)部長、教育機関からはマーシャル短期大学(CMI)農業普及員、国際機関からは南太平洋応用地球科学委員会(SOPAC)アドバイザー、プロジェクト対象地域の地権者代表等から構成される淡水レンズ委員会、マジュロ上下水道公社(MWSC)部長、マジュロ廃棄物公社(MAWC)プロジェクトコーディネーター、在マーシャル国日本大使館臨時代理大使、JICAマーシャル支所長代理等30名が参加しました。

日時
2011年10月14日 10時30分-12時30分
会場
マーシャル諸島共和国マジュロ環礁
主催・後援等
国際農林水産業研究センター(JIRCAS)、資源開発省

会議概要

第3回「淡水レンズの保全管理」セミナーは、昨年度に引き続き、研究調査活動の成果をプロジェクト関係機関と情報共有するために実施しました。セミナーでは、政府機関からは資源開発省(R&D)事務次官、環境保護庁(EPA)所長、水タスクフォース、マジュロ環礁地方政府(MALGOV)部長、教育機関からはマーシャル短期大学(CMI)農業普及員、国際機関からは南太平洋応用地球科学委員会(SOPAC)アドバイザー、プロジェクト対象地域の地権者代表等から構成される淡水レンズ委員会、マジュロ上下水道公社(MWSC)部長、マジュロ廃棄物公社(MAWC)プロジェクトコーディネーター、在マーシャル国日本大使館臨時代理大使、JICAマーシャル支所長代理等30名が参加しました。 セミナーではJIRCASから観測孔の塩水浸入対策や淡水レンズシミュレーション初期モデル等を報告した後、農村工学研究所(NIRE)から電気探査結果に基づく淡水レンズの断面図・賦存量や水質分析結果、資源開発省から節水農業技術手法について報告しました。質疑応答や意見交換の後、JICA沖縄研修「島嶼地域の水資源保全管理」コースに参加した環境保護庁職員から研修で得た経験等に基づくアクションプランについて報告しました。 資源開発省事務次官からは、「淡水レンズを保全・管理していく重要性が認識できたことから、淡水レンズの現状等について情報共有を行っていきたい。」との発言がありました。 今年度は、環礁島水資源プロジェクトの最終年度であることから、これまでの4年間の調査活動の成果のひとつとして取りまとめた「淡水レンズの保全管理」マニュアルをマーシャル諸島共和国資源開発省に引き渡す予定です。

資源開発省キジナー事務次官

セミナーの参加者

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