JIRCASの動き - タイ

JIRCAS研究プログラム「農村活性化」のプログラムディレクターがタイ王国・カセサート大学Siree Chaiseri副学長を表敬訪問

齋藤昌義プログラムディレクターをはじめとする研究職員(食料資源プロジェクトから中原和彦プロジェクトリーダー、吉橋忠主任研究員、アジアバイオマスプロジェクトから小杉昭彦プロジェクトリーダー、荒井隆益主任研究員)が、カセサート大学副学長Siree Chaiseri准教授を表敬訪問しました。

JIRCASプロジェクト「東南アジアにおける反すう家畜からのメタン発生量モニタリング技術および抑制技術の開発」ワークショップ開催報告

2015年2月25日、国際農林水産業研究センター(JIRCAS)とコンケン大学(タイ)の共催で、JIRCASプロジェクト「東南アジアにおける反すう家畜からのメタン発生量モニタリング技術および抑制技術の開発」のこれまでの進捗状況の確認と取りまとめに向けたワークショップを開催しました。

タイの伝統発酵食品データベース

タイでは古くから多様な発酵食品が生産され、地域に暮らす人々にとって大切な食料資源となってきました。発酵によって食品の保存期間を長くすることができると同時に、原料にはない味わいや食感を付け加えることもできます。発酵は、食料の保存技術の一つであると同時に高度な加工技術でもあるといえるでしょう。ここでJIRCASが提供するデータベースは、タイのカセサート大学食品研究所がまとめたデータをもとに、タイのいろいろな発酵食品を水産物、畜産物、果物、野菜、米、大豆など原料ごとに分類し、解説と写真、作り方を1ページに紹介したものです。

「タイ科学技術博覧会2014」へJIRCASブースを出展

タイ科学技術省が主催する「タイ科学技術博覧会(Thailand National Science and Technology Fair 2014)」が、2014年8月12日(火)~28日(木)の間、チェンマイ市内のチェンマイ国際会議・展示場(Chiang Mai International Convention and Exhibition Center: CMICE)で開催されました。本博覧会には、JIRCASは2007年から毎年出展しており、本年もJIRCASのタイにおける研究成果を展示するブースを、日本パビリオン内に出展しました。

JIRCASの研究協力に対しタイ王国キングモンクット工科大学トンブリ校が感謝状を贈呈

JIRCASは、東南アジアバイオマス利活用技術に関して2002年から現在までの11年間にわたり、タイ王国キングモンクット工科大学トンブリ校と、微生物・酵素利用技術の開発を目指した共同研究プロジェクトを実施してきました。この間、学術的、産業利用的にいくつかの顕著な研究成果が得られました。主要成果としては、タイ王国でリグノセルロース高分解能を有する新しい好熱嫌気性微生物を発見し、学術的に高い評価を得ています。また、リグノセルロース分解に必要なコストの低減に繋がる画期的な分解システムを共同で開発し、実用化へ向け我が国及びタイ王国の民間企業から注目されています。これら成果の一部はJIRCASと共同特許出願も行っています。

タイ王国カセサート大学がJIRCASの研究協力に対して感謝状を贈呈

タイ王国カセサート大学は、JIRCASの長年にわたる複数の共同研究プロジェクトの推進、人的・学術的な研究支援及び、フェローシップ制度による人材育成等に関して感謝するとともに、将来にわたりカセサート大学とJIRCASの関係がより発展することを希望し、感謝状を贈呈しました。

2013年若手外国人農林水産研究者表彰報告

平成25年11月20日、国連大学ウ・タント国際会議場において若手外国人農林水産研究者表彰(農林水産技術会議主催)の表彰式典が挙行されました。式典は、まず表彰式において、三輪睿太郎農林水産技術会議会長の主賓挨拶に続き、来賓の皆様の挨拶、選考委員会の貝沼圭二座長より審査経緯の報告をいただきました。また、賞の授与では、三輪会長より表彰状が、岩永勝JIRCAS理事長より奨励金の目録が受賞者に授与されました。

「タイ科学技術博覧会2013」へJIRCASブースを出展

タイ科学技術省が主催する「タイ科学技術博覧会(Thailand National Science and Technology Fair 2013)」が、2013年8月6日(火)~21日(水)の間、バンコク市内のBangkok International Trade and Exhibition Centre (BITEC)で開催されました。本博覧会には、JIRCASは2007年から毎年出展しており、本年もJIRCASのタイにおける研究成果を展示するブースを、日本パビリオン内に出展しました。

JIRCASとタイ農業局による多用途型サトウキビの未来に関する共同ワークショップ開催の報告

JIRCASとタイ農業局との共同研究で開発された、多用途型サトウキビ(Multi-Purpose Sugarcane、以下MPSと表記)*の実用化を進めるための議論を行うことを目的として、日本とタイから約40名の参加者を得て、本ワークショップが開催されました。

国際ワークショップ「農地管理を通じた土壌への炭素蓄積-世界における研究最新動向と東南アジアの位置づけ」開催報告

平成24年12月6日、タイ国バンコク市で国際ワークショップ「農地管理を通じた土壌への炭素蓄積-世界における研究最新動向と東南アジアの位置づけ」を、JIRCAS、タイ農業局(DOA)、土地開発局(LDD)の共催で開催しました。ワークショップには、タイ、インドネシア、ベトナムの研究者を中心に55名が参加しました。