JIRCASの動き - フィリピン

第42回熱研市民公開講座「フィリピンにおけるサトウキビ栽培と環境保全」(12月7日)の開催報告

第42回熱研市民公開講座「フィリピンにおけるサトウキビ栽培と環境保全」では、ネグロス島のサトウキビ栽培を通して環境保全の必要性について考えるため、現地でのサトウキビ栽培の特徴、気候や土壌と土地利用の特徴、施肥による環境への影響、減肥対策による環境保全などを紹介しました。また、宮古島での施肥方法の変更による地下水汚染の改善事例や減肥対策によるコスト削減と環境保全の両立について話題を提供いたしました。

フィリピンで天水稲作生産改善のための技術開発に関する共同研究を開始

天水稲作の収量を増大かつ安定化させるため、JIRCASはフィリピン稲研究所(PhilRice)との共同研究により、季節的な天候予測モデルと作物モデルを組み合わせた天水稲作のための意思決定システムの開発と普及に取り組みます。

2011年若手外国人農林水産研究者表彰報告

平成23年11月14日、つくば国際会議場において若手外国人農林水産研究者表彰(農林水産技術会議事務局主催)の表彰式典が挙行されました。式典には、受賞者母国大使館や選考を務められた委員を含め、多数が参加され盛大に行われました。   本賞は、開発途上地域のための農林水産業及び関連産業に関する研究開発に優れた功績をあげつつある若手外国人研究者を農林水産技術会議会長が表彰するもので、今回が第5回目です。

イネ創生プロジェクト研究におけるいもち病ネットワーク研究に関するキックオフミーティーング、およびアジア作物学会におけるワークショップ「Rice innovation for environmentally sustainable production systems」開催報告

第7回アジア作物学会は、アジア地域を中心とする栽培および育種研究者が約280名が参加してインドネシア、ボゴール市で2011年9月27日~30日の日程で開催されました。JIRCASの両会議は、9月28日の午前と午後に分かれて、アジア作物学会の一貫として行われました。

温暖化稲作サブプロジェクト第1回年次会議

気候変動対応プロジェクトの温暖化稲作サブプロジェクトの第1回年次会議を、5月5~6日に国際稲研究所(IRRI)で開催しました。