未来科学人材アカデミー第27回:山形県立東桜学館高等学校の1年生がリャマを通して国際農業研究を学びました

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令和8年3月19日(木)、山形県立東桜学館高等学校の1年生20名が国際農林水産業研究センター(JIRCAS)を訪問し、「未来科学人材アカデミー」第27回講座に参加しました。

未来科学人材アカデミー

令和8年3月19日(木)、山形県立東桜学館高等学校の1年生20名が国際農林水産業研究センター(JIRCAS)を訪問し、「未来科学人材アカデミー」第27回講座に参加しました。同校は文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定され、「つくばサイエンスツアー」を通じて科学技術の最前線に触れる体験学習を行っています。今回の訪問もその一環として実施され、生徒たちは国際的な農業研究の現場と研究者の仕事について理解を深めました。

講座の前半では、JIRCASの研究活動や国際共同研究の取り組みを紹介し、食料問題や地球環境問題をはじめとする国際農林水産業研究の多様なテーマについて解説しました。続いて、生徒たちはグループごとに学校や地域で取り組んでいるSDGs(持続可能な開発目標)活動について発表しました。自らの活動を国際的な課題と照らし合わせながら、国立研究開発法人、大学、民間企業など、さまざまな研究機関でのキャリアにも関心を高めました。

後半では、生産環境・畜産領域の惠木徹研究員が登壇し、南米ボリビアで行っているリャマに関する研究を紹介しました。惠木研究員は、現地でのフィールド調査や国際共同研究の魅力、研究者としてのやりがいを自身の経験を交えて語りました。生徒たちは、リャマの毛から作られたポンチョや布を手に取り、「見る」「触れる」「比べる」「確かめる」という実体験を通して、研究の視点や観察の大切さを学びました。質疑応答では、「海外で研究する際の苦労」や「研究を始めたきっかけ」など、多くの質問が寄せられ、生徒たちの積極的な姿勢が印象的でした。

今回の訪問を通じて、生徒たちは探究心を持って課題を見つけ、科学的に考えることの重要さを実感しました。JIRCASでは今後も、未来を担う若い世代に研究現場を紹介し、科学への関心と国際的な視野を育む活動を続けていきます。

JIRCASは、将来の科学技術を担う中高生を対象に、最先端の研究や科学的思考に触れる学びの機会を提供しています。本事業「未来科学人材アカデミー」の概要やお問い合わせについては、こちらの事業紹介ページをご参照ください。 

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