JIRCASは、2015年3月に開催したBNIに関する初めての国際会議において国際農業研究協議グループ(CGIAR)の研究機関と共同で「BNI国際コンソーシアム」を設立しました。

この度、コンソーシアムのホームページ(https://www.jircas.go.jp/en/program/program_a/bni)を立ち上げました。BNIに関する情報の発信や共有が非常に迅速に行うことができるようになり、BNIについての理解を広く図ることができるとともに、この研究分野のより一層の進展が期待されます。

BNI(Biological Nitrification Inhibition、生物的硝化抑制)は、植物が根から物質を分泌して土壌中の過剰な硝化活性を抑制することを言います。BNIは、現在、施肥窒素の利用効率の減少、強力な温室効果ガスである一酸化二窒素(N2O)の排出量の増大、そして硝酸態窒素による地下水や河川・湖沼などの汚染の拡大など農業に絡む重要な問題の解決に非常に有望な技術です。現在、JIRCASが中心として国際農業研究協議グループ(CGIAR)傘下の研究機関とともに、BNIを活用した農業システムの開発に向けた研究を進めています。 BNIコンソーシアムメンバー所属の研究者などが執筆した関係論文についてはMendeleyのグループ機能により公開(https://www.mendeley.com/groups/8891661/biological-nitrification-inhibit...)しており、どなたでもご覧頂けます。

今後、メンバーによるディスカッションもこのグループで行う予定です。