IRRI - JIRCAS - NARO合同シンポジウム「アジアにおける稲の安定生産にむけて」を開催

IRRI – JIRCAS - NARO合同シンポジウム「アジアにおける稲の安定生産にむけて」を開催しました。

IRRI – JIRCAS - NARO合同シンポジウム「アジアにおける稲の安定生産にむけて」を開催

JIRCASは、国際稲研究所(IRRI)及び農研機構(NARO)と共同で、「高温耐性」・「多収生理」・「病虫害管理」の3つのテーマにおいて、イネ研究における国内外の研究成果・技術的知見の共有と情報発信を行うことを目的としたシンポジウムを、平成28年9月7日(水)~9月8日(木)に、つくば国際会議場(エポカルつくば)で開催しました(後援:世界コメ科学パートナーシップ(GRiSP))。
シンポジウムの開会セッションでは、井邊時雄 NARO理事長、大久保雄大 農林水産技術会議事務局国際研究官とともに、JIRCAS岩永勝 理事長が歓迎挨拶を行い、稲は最も温暖化の影響を受けやすい農作物の一つであり、高温耐性等の技術開発が重要と、本シンポジウムで議論されるテーマの重要性が紹介されました。
「病虫害管理」のセッションでは、福田善通主任研究員が、「いもち病研究に関するネットワーク協力」と題した講演を行い、1986年に始まる日本とIRRIの共同研究の歴史や、JIRCASが主導する国際的ないもち病研究ネットワークによる成果が報告されました。
また、シンポジウムに参加した、Dr. Jacqueline Hughes副所長ほか4名のIRRI研究者がJIRCASを訪問し、岩永理事長の表敬訪問と、JIRCAS研究者との意見交換を行いました。

基調講演を行うIRRI副所長

シンポジウム参加者

関連するページ