今回、このプロジェクトの5年におよぶ活動で得られたササゲ遺伝資源の様々な形質、とくに豆の品質に関連する形質についての情報を掲載した「EDITS-Cowpeaデータベース https://www.jircas.go.jp/ja/database/edits-cowpea/introduction」を公開いたしました。
本データベースでは、計240系統(2016年6月現在)のササゲ遺伝資源について、計23の主要な農業および豆の品質に関連する形質を利用した複合検索をおこなうことが可能です。また、検索を通じて選択した遺伝資源について、来歴や形質データ、画像をふくむ遺伝資源情報を印刷/ダウンロードすることができます。
本データベースの利用を通じ、今後の育種・研究や利用の場において、ササゲの遺伝資源が持つ多様性が充分に活用され、地域の農家のニーズや消費者の嗜好性に応える品種が開発されることを強く期待します。