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1132. 国際シンポジウム:気候変動が世界の食料需給に与える長期的影響と食料安全保障
1132. 国際シンポジウム:気候変動が世界の食料需給に与える長期的影響と食料安全保障
この度、米国農務省首席エコノミストのセス・メイヤー氏と国際食糧政策研究所上級研究員のキース・ウィーブ氏を招いて国際シンポジウムを開催し、農林水産省が令和4年度より取組んでいる「世界の超長期食料需給予測に向けた予測モデル等検討業務」におけるこれまでの検討内容を紹介するとともに、パネルディスカッションを通じて世界の食料安全保障についての議論を行います。
世界の食料需給は、地球規模での気候変動の影響、人口増大、食料の価格高騰、新興国の経済発展、バイオ燃料需要の増大等を背景として、中長期的にはひっ迫する懸念があります。このような中、多くの農産物を輸入する我が国として将来における世界の食料需給の動向を見通すことは、長期的な食料安全保障の方向性を検討するための重要なものとなります。
このため、農林水産省では、調査事業として、国際農林水産業研究センター及び農研機構に委託し、外部有識者の助言も得ながら、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第6次評価報告書(令和4年度公表)を踏まえた、世界食料モデルによる2060年にかけての食料需給予測に令和4年度より取組んでいます。
※本予測では、生産性の向上や技術進歩等について一定の前提を置いた上で想定される世界の気候変動の影響、人口増加、経済成長などの一定のシナリオに基づき将来の食料需給の見通しを示
すものです。
気候変動が世界の食料需給に与える長期的影響と食料安全保障
(特設ページ外部リンク:https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/anpo/241105.html)
開催日時:令和6年12月5日(木曜日)13時10分から16時45分 (会場受付12時30分より)
開催場所:東京大学弥生講堂(東京都文京区弥生1-1-1 東京大学農学部内)
開催方法:対面およびオンライン開催、登録申し込み先着順(会場定員150名)
使用言語:日本語・英語(同時通訳あり)
参 加 費:無料
申込方法
会場でのご参加、オンラインでのご参加ともに、以下ホームページの参加申込フォームに必要事項を明記の上、お申し込みください。
オンラインでのご参加を希望され、一つの通信回線、端末で複数人が視聴される場合は、代表者1名によるお申し込みとし、備考欄に代表者以外の方の氏名、勤務先・所属団体名を明記してください。
▼国際農研のホームページからお申し込み下さい。
日本語:https://www.jircas.go.jp/ja/event/2024/e20241205
英語:https://www.jircas.go.jp/en/event/2024/e20241205
(文責:社会科学領域 古家 淳)