令和2年1月14日、パナマ共和国のカルロス・ペレ駐日大使ご一行が国際農研をご訪問されました。
太平洋と大西洋をつなぐ運河で有名な国ですが、400万人という少ない人口に対し、低開発ながら豊かな土地資源に恵まれています。他方、食料の殆どを輸入に頼らざるを得ず、イネをはじめとする農産物の生産性の向上、栽培管理法や栄養価の改善等に関するニーズを抱えています。また、水資源の適切な保全が、農業のみならず、運河の運営管理には欠かせません。
岩永理事長とペレ駐日大使は、技術協力パートナーを交えた連携協力や、研究キャパシティ改善に向けた交流の可能性について意見交換を行いました。