国際農研におけるオープンデータに関する取り組みが、LODチャレンジJapan実行委員会が主催する「Linked Open DataチャレンジJapan2018」にて「公共LOD賞」を受賞いたしました。
LODチャレンジは、オープンデータを “つなげる” ことによる新しい価値の創造を目指して、データセット部門やアプリケーション部門など、5部門において作品を募集し、優れた作品を表彰する毎年開催されているコンテストで、今年で8回目になります。
国際農研では、政府が進めるオープンデータの取り組みに資するため、公式Webサイトに掲載した情報を再利用が容易な形でオープンデータとして2018年8月より公開しております。現在は、JIRCASの動き、現地の動き、イベント・シンポジウム、刊行物、出張報告書、研究成果情報、調達情報(入札公告)がCSVおよびJSON-LD形式でダウンロードできます。
このような国際農研における取り組みが、自治体以外の公的機関のオープンデータ推進の指針になりうるものとして評価をいただきました。
授賞式シンポジウムは、2018年12月8日(土) に「LODチャレンジ2018シンポジウム-つながるオープンデータ最新事例大集合-」としてヤフー株式会社 オープンコラボレーションスペース「LODGE」にて開催されます。国際農研からも出席し、デモ展示と受賞作品の紹介を行う予定です。
参考
- 情報広報室林情報管理係長が第14回(2017)情報知識学会論文賞を受賞 (JIRCASの動き 2017-05-29)
JSON-LD形式の検討は、第14回(2017)情報知識学会論文賞を受賞した情報管理科林係長ほか執筆による以下の原著論文を元にしています。林賢紀, 瀬尾崇一郎, 阪口哲男.複合的な情報資源のLinked Open Data化における構造分析とスキーマ定義手法. 情報知識学会誌, 26(1), pp.11-28, 2016. https://doi.org/10.2964/jsik_2016_001
- 公式Webサイト掲載データの提供を開始しました (JIRCASの動き 2018-08-20)
- Linked Open Data チャレンジ Japan 2018 受賞作品発表 (Linked Open Data チャレンジ 2018 実行委員会 2018-11-08)