計測制御技術の農業研究への積極的活用を検討するための研究交流ワークショップ Interactive workshop for active utilization of advanced measurement technology in agricultural research

このワークショップは、効率的な環境・生体の計測制御について技術開発研究を進めている電気学会「高度センサ応用による人・環境親和システムに関する協同研究(ISAM)委員会」と共催で、 新しい計測やセンシング技術を農業研究に積極的に利用するための情報・意見交換を目的とし、 JIRCAS熱帯・島嶼研究拠点で11月14日に開催されました。このワークショップはテレビ会議システムで中継され、つくば本所では発表者1名を含む5名の研究者が参加しました。

実施日時
2014年11月14日(金)9:30~16:00
場所
JIRCAS熱帯・島嶼研究拠点 大会議室
参加人数
23名(石垣18名、つくば5名)

このワークショップは、効率的な環境・生体の計測制御について技術開発研究を進めている電気学会「高度センサ応用による人・環境親和システムに関する協同研究(ISAM)委員会」と共催で、 新しい計測やセンシング技術を農業研究に積極的に利用するための情報・意見交換を目的とし、 JIRCAS熱帯・島嶼研究拠点で11月14日に開催されました。このワークショップはテレビ会議システムで中継され、つくば本所では発表者1名を含む5名の研究者が参加しました。

午前の部は計測制御技術セミナーとし、 既に農業研究への応用を視野に入れ活動をされている七夕高也氏(理化学研究所)の基調セミナーに加え、ISAM委員6名が技術開発を進めている計測制御技術について具体例をあげて、情報を提供しました。午後の部では、JIRCASが実施している研究課題を具体例として、諸農業形質の評価・計測の現状、技術的な問題点およびニーズを紹介しました。

総合討論では、最新の計測制御技術を農業研究の現場に活用するために検討して行かねばならない課題について、工学・農学のそれぞれの視点から積極的な意見交換が行われました。特に、既に開発が進んでいる電子野帳の利用や画像解析を利用した収穫物の計測・評価技術の試用や改良についての具体的な意見交換、および途上国を対象とした技術開発において既存の機器類やインフラを効果的に利用するために配慮すべき現場の状況やニーズについての情報交換など、異分野の研究の相互交流を活かした研究の可能性を考えるよい機会となりました。

最新の様々な計測制御技術についての情報提供が行われました。

工学・農学のそれぞれの視点からの意見が交換されました。

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