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368. 第10回アジア作物学会議(ACSAC10 : 10th Asian Crop Science Association Conference)

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368. 第10回アジア作物学会議(ACSAC10 : 10th Asian Crop Science Association Conference)

2021年9月8日〜10日、日本作物学会等が主催する第10回アジア作物学会議(10th Asian Crop Science Association Conference:ACSAC10)「Agriculture, Environment and Health for Future Society in Asia」がオンラインで開催されます。会議には、アジア各地から作物生産に関連する分野の第一線の研究者、技術者等が参加し、アジアの作物の持続的生産に関わる最新の研究成果についての議論が行われます。また若手の研究者間での意見交換や研修の機会を増やすことも目的としております。

国際農研は、本会議を後援しており、理事長の小山修がキーノートレクチャー「Ten reasons why Asian crop science must be reinforced」を行うとともに、特別セッション「3.1. Temperature Stress」を運営します。この国際農研のセクションでは、中国、台湾、農研機構、岡山大学、国際農研からの7名の研究者が、高温等の環境ストレスに対して、分子生物学的アプローチから圃場レベルまでの作物のストレス耐性確保やストレス低減に向けた、遺伝・育種、栽培・生理学的視点からの取り組みについて紹介します。会議では、この他にも、判別システムをもとにしたイネいもち病抵抗性研究、湛水イネ直播種における発芽に関するマーカー利用選抜、ダイズの乾燥耐性に関する遺伝子発現解析などの3つの口頭発表および多くのポスター発表を行う予定です。

発表等の登録は締め切っておりますが,9月1日より参加登録が再開される予定です。オンラインでの参加が可能です。発表は,ビデオ収録されたものを公開し,各発表のセクションごとでプログラムに従い質疑応答が行われる予定です。

プログラム、参加方法等、詳細につきましては、下記ホームページをご覧ください。
http://acsac10.org/index.html

(文責:生物資源領域 許 東河,福田善通)
 

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