世界的な情報サービス企業であるトムソン・ロイター社(本社:米国ニューヨーク、日本オフィス:東京都港区)は、高被引用論文(Highly Cited Papers)の数による日本国内の研究機関のランキングを発表しました。同分析は、後続の研究に大きな影響を与えている論文(=高被引用論文)の数に基づき、世界の中で日本が大きなインパクトを与えている科学分野において、日本国内 で存在感のある研究機関を把握しようという試みです。 
 
上記の分析は、ESI(Essential Science Indicators)というデータベースに基づいており、ESIでは科学全体を大きく22分野に分類しています。この中で、日本の研究機関による高被引用論文が多く発表されている分野は、上位から「材料科学」、「化学」、「免疫学」、「生物学・生化学」、「物理学」、「植物・動物学」および「分子生物学」の7分野です。この中の「植物・動物学」分野において、JIRCASは多くの国内研究機関の中で第6位にランキングされました。このことは、JIRCASが同分野において世界的にインパクトの大きな最先端研究を行っている機関であることを示す証しであると言えます。 
 
植物・動物学/PLANT & ANIMAL SCIENCE ランキング
順位 機関名 高被引用論文数 高被引用論文数の割合
1 国立研究開発法人理化学研究所 151 11.4%
2 東京大学 129 2.9%
3 国立研究開発法人農業生物資源研究所 58 3.8%
4 名古屋大学 48 3.7%
5 京都大学 43 1.2%
6 岡山大学 38 3.8%
6 国立研究開発法人
国際農林水産業研究センター(JIRCAS)
38 11.5%
8 奈良先端科学技術大学院大学 33 8.2%
9 千葉大学 27 3.7%
10 自然科学研究機構 23 4.8%
10 国立研究開発法人
農業・食品産業技術総合研究機構
23 1.0%

引用元:トムソン・ロイター社 プレスリリース(2015年4月16日)
http://ip-science.thomsonreuters.jp/press/release/2015/esi2015/