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207. レジリエントな農業を目指して-気候変動と新型コロナウイルス-

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一般財団法人日本水土総合研究所(The Japanese Institute of Irrigation and Drainage:JIID)が発行している海外情報誌 “ARDEC”63号にて、「レジリエントな農業を目指して ―気候変動と新型コロナウイルス―」特集が組まれました。 
 

国際農研からも、「COVID-19とグローバル・フードシステム」の論考を提供、国際機関などの報告書・資料や最新論文に基づき、COVID-19とグローバル・フードシステムの関係について論じました。具体的には、COVID-19の国際貿易への影響と、COVID-19により露呈した消費・生産のより構造的な課題、について整理し、今後の国際農業研究のあるべき方向性について展望しています。


ARDEC63号編集後記では『国際社会にあっては自国ファーストではなく、途上国を支援し、国家社会にあっては自己中心ではなく、他の人々の暮らしにも思いを寄せる、そのような「共感」が、より良い明日を目指せる日々を、より多くの方々にもたらしてくれるのではないでしょうか』と述べられておりますように、国際農研は今後もパートナーと協力して、国際協力・連携の重要性について情報発信していきます。


参考文献
 

海外情報誌 ARDEC December 2020 http://www.jiid.or.jp/ardec/ardec63/
(本記事でのARDEC63号紹介にあたり、日本水土総合研究所の許可をいただいております)

(文責:研究戦略室 飯山みゆき)

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