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860. 『雑穀 - 栄養・農業・気候の課題に対応する潜在能力』来週開催

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860. 『雑穀 - 栄養・農業・気候の課題に対応する潜在能力』

国際農研は、2023年国際雑穀年を機に、セミナー『雑穀 - 栄養・農業・気候の課題に対応する潜在能力』を企画しています。

キビ、アワ、ヒエなどの雑穀は、米、小麦、トウモロコシなどの主要穀物よりも乾燥に強く、灌漑を必要としないことから、世界の乾燥・半乾燥地域において広く栽培されています。また、雑穀は栄養価が高く、ビタミンやミネラル、タンパク質、食物繊維、レジスタントスターチ(難消化性デンプン)などを多く含むことから「栄養穀物」とも呼ばれています。環境への幅広い適応性と高い栄養価をもつ雑穀は、世界の食料安全保障と飢餓緩和に大きな役割を果たすと期待されていますが、これまでの食料問題解決のための研究は主要穀物に関するものが多く、雑穀の潜在能力は十分に評価されていません。

雑穀の気候耐性と栄養面での価値に対する認識を高めるために、国連は2023年を「国際雑穀年(International Year of Millets, IYM2023)」と定め、雑穀の持続可能な生産と消費拡大を通じた、多様でバランスのとれた健康な食生活を提唱しています。

今回のセミナーでは、気候変動や栄養問題の解決に資する雑穀への認識を深めるため、雑穀研究の最新動向や利用可能性について、国内外の研究者が議論を交わします。

 

開催日の令和5年9月26日(火)が一週間に迫りました。日比谷国際ビルコンファレンススクエアおよびオンラインにてハイブリッド開催しますので、ぜひご参加をご検討ください。

 

セミナー『雑穀 - 栄養・農業・気候の課題に対応する潜在能力』

1. 開催日時:令和5年9月26日(火)9:30~12:00
2. 開催方法:ハイブリッド
「日比谷国際ビルコンファレンススクエア」および「オンライン」
      日比谷国際ビル(東京都千代田区内幸町2丁目2-3)
      *    会場参加は40名を予定
3. 申込方法:国際農研のホームページからお申し込み下さい。
         URL: https://www.jircas.go.jp/ja/event/2023/e20230926
        (申込締切:令和5年9月22日(金)17:00)
4. 使用言語:英語(日本語同時通訳あり)
5. 参加費:無料(どなたでも参加できます)

*    会場参加の方は、Q&Aセッションに参加いただけます。
アクセス:https://hibikoku.tokyo/access/

参加登録ウェブサイト https://www.jircas.go.jp/ja/event/2023/e20230926 


(文責:情報広報室 金森紀仁)

 

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