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527. 変わりゆくアフリカ ~研究者が現地で見たアフリカの農業・食料~

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527. 変わりゆくアフリカ ~研究者が現地で見たアフリカの農業・食料~

2022年4月18日(月)から2022年4月24日(日)まで、国際農研一般公開をオンラインで開催しました(https://www.jircas.go.jp/ja/event/2022/openhouse)。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
その最終日24日(日)には「変わりゆくアフリカ ~研究者が現地で見たアフリカの農業・食料~」をテーマにパネルディスカッションを行い、YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=ZvFdk5qZWNY)でライブ配信を行いました。

まず、司会の岡直子から、アフリカの概況として、アフリカの人口増加と若い人口が多いこと、気候の多様性、農作物生産量や食料の輸入、人々が抱える栄養問題、土壌が豊かでなく作物の生産性が停滞していることなどを、お伝えしました。

次に、アフリカで研究を進める研究者たちが登壇し、調査風景や現地の人々、農地、作物、料理、マーケットなどの豊富な写真と動画を使って、農業、食料、環境、栄養にまつわるそれぞれの研究活動を、以下のタイトルでご紹介しました。

小出淳司 『アフリカ農業の実情を知る ~急がば回れ~』
中村智史 『アフリカの土を守る旅 未利用資源を求めて』
辻本泰弘 『マダガスカルでコメ増産に挑戦』
白鳥佐紀子 『アフリカではどんなものを食べているの?』

そのあと、アフリカに興味を持つようになったきっかけ、嬉しかったこと、良い研究のために気を付けていること、異分野連携の意義など、さまざまな話題について、こぼれ話も織り交ぜながら意見を交換しました。

国際農研はアフリカを重点地域の1つとし、さまざまな分野の研究者が現地の研究者と共同で、食料生産や栄養改善に向けた研究に取り組んでいます。今年8月には、第8回アフリカ開発会議(TICAD8)がアフリカのチュニジアにて開催されます。今回のパネルディスカッションが、アフリカに興味をもつきっかけになることを願っています。

このパネルディスカッションの様子は、現在JIRCAS YouTubeチャンネルでアーカイブ配信しています。また、ミニ講演など他の一般公開のコンテンツも一部を除き引き続きご覧いただけます。ぜひご覧ください。

 

国際農研一般公開 特設サイト https://www.jircas.go.jp/ja/event/2022/openhouse
パネルディスカッション 配信サイト https://www.youtube.com/watch?v=ZvFdk5qZWNY

 

(文責:農村開発領域 岡直子、情報広報室 白鳥佐紀子)

 

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