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404. JIRCAS国際シンポジウム2021 プログラム公開・参加登録開始
404. JIRCAS国際シンポジウム2021プログラム公開・参加登録開始
令和3年11月17日に開催するJIRCAS国際シンポジウム2021の参加登録を開始しました。
今年のテーマは、アジアモンスーン地域における持続的な食料システム実現に向けたイノベーション ―「みどりの食料システム戦略」に資する国際連携に向けたプラットフォーム― です。
基調講演には、国連食料システムサミットの科学グループの座長であるフォンブラウン教授、農林水産省 前 農林水産審議官 大澤誠氏を迎え、将来にわたり食料の安定供給と農林水産業の発展を図るための強靭な食料システムの構築に向けた世界の動き、そして、農林水産省が策定した『みどりの食料システム戦略』で示された食料生産性に影響を与えることなく、温室効果ガス排出等の環境負荷を軽減しうる科学技術イノベーションの必要性について講演いただきます。
さらに、世界の農業分野で活躍する国際機関、農業研究機関、開発機関の代表者によるプレゼンテーションにより、アジアモンスーン地域における農業生産性の向上と持続性を両立するイノベーションを探り、引き続き行うパネルセッションで「みどりの食料システム戦略」に資する連携プラットフォームのあり方について議論します。
持続的な食料システム実現に向けて、研究機関や大学の関係者、さらに環境に関心を持つ一般の方とともに考える場を提供いたします。
日時:2021年11月17日(水) 14:00~16:15
開催方式: オンライン (YouTube JIRCAS channelより配信)
詳細&参加方法:https://www.jircas.go.jp/ja/symposium/2021/e20211117
プログラム:
開会挨拶
小山 修(国際農研 理事長)
開会挨拶
青山豊久(農林水産省 農林水産技術会議事務局長)
基調講演
『世界と地域のフードシステムの変革を支える研究のプライオリティー』
Prof. Joachim von Braun(国連食料システムサミット・科学グループ座長)
『国連食料システムサミットは第一歩に過ぎない』
大澤 誠(農林水産省 前 農林水産審議官)
講演
『アジア太平洋地域におけるアグリフードシステム転換』
Sridhar Dharmapuri(FAOアジア太平洋地域事務所)
『アジアモンスーン地域の農民による変革的な気候適応・緩和の機会創出』
Jon HELLIN(国際稲研究所(IRRI))
『アジアモンスーン地域での農業農村開発分野の重点的な取組』
植田康成(国際協力機構(JICA))
『賢い土壌管理で一石三鳥を実現~食料の安定生産、気候変動への適応、そして緩和』
白戸康人(農研機構(NARO))
『アジアモンスーン地域の持続可能なフードシステムに向けた小規模農家への働きかけ』
林 慶一(国際農研)
パネル ディスカッション
進行役:飯山みゆき(国際農研)
閉会挨拶
山本 由紀代(国際農研 理事)
(文責:情報広報室 金森紀仁、情報プログラム 飯山みゆき)