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357. 2021年7月は史上最高に暑い月

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2021年8月13日、アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、2021年7月が史上最高に暑い月であったと報告しました。
 

2021年7月を数値で見ていくと:

  • 世界全体の記録: 地表・海洋表面の気温は、20世紀の平均値である15.8℃より0.93℃上回り、142年前に記録を開始して以来最も暑い7月となりました。これまでの史上最高気温を達成した2016年7月(2019・2020年も同値)に比べ、0.01℃高い値となっています。
  • 北半球の記録:地表気温について、2012年の記録を上回り、平均よりも1.54℃高い値を記録しました。
  • 各地域の記録: アジアは2010年の記録を破って最も暑い7月を経験しました。欧州は2010年と同値で、2018年7月に次ぎ史上2番目に暑い月となりました。北米、南米、アフリカ、オセアニアでも史上10位に入る暑さとなりました。 

週末にかけて日本では各地で大雨の被害が報告されました。同時に、世界では熱波・乾燥による森林火災が頻発しており、世界中で極端な気象現象が生じているようです。気候変動は、水の循環に影響を及ぼし、降雨の強度を高めることを通じて、洪水または干ばつの頻度を増加させます。先週8月9日に公表されたIPCC報告書が言及するように、人為的活動を原因とする気候変動の加速を裏付けるものとしています。

(文責:情報プログラム 飯山みゆき)