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46. 国際生物多様性の日

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(2021年国際生物多様性の日のPickUp記事はこちら

毎年5月22日は国際生物多様性の日 (International Day for Biological Diversity) であり、生物の多様性が失われつつあること、また、それに纏わる諸問題に対する人々の認知を広めるために国連が制定した記念日だそうです。2020年は、「解決策は自然の中にある: Our solutions are in nature」をテーマとしています。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックを踏まえても、国際社会は自然界との関係を見直す機会に直面しています。技術的進歩にも関わらず、人類は保健・水・医薬品・衣服・燃料・シェルター・エネルギーなどを、健全で活力あるエコシステムに依存しています。

今年のテーマは、人類が将来に向けて全ての側面において自然と共存する未来を築く必要性を説き、パンデミックから復興するにつれ、国々・コミュニティが強靭性を高める重要性を見つめる機会となっています。2020年は、2011-2020年生物多様性戦略計画の最終年かつ、2011-2020年国連生物多様性の10年最終年でもあり、2021-2030年における、国連持続可能な開発のための海洋科学の10年、エコシステム復興のための10年、に引き継ぐ年でもあります。

生物の多様性に関する条約 (Convention on Biological Diversity:CBD)トップは、次のように述べました。生物多様性の喪失は、無秩序な鉱山・インフラ開発や非持続的な農業と森林破壊を含む近視眼的な人間活動の直接的な結果です。これら活動はエコシステムを劣化させ、パンデミックのような事態をもたらす条件を作り出します。世界がパンデミックの封じ込めに取り組む中、我々は自然を拠り所とした強靭で持続的なグローバル経済を構築するために協調しなければなりません。

 

参考文献

CBD International Day for Biological Diversity - 22 May https://www.cbd.int/idb/

 

(文責:研究戦略室 飯山みゆき)