JIRCASの動き - ガーナ

ガーナ国水田(Sawah)ワークショップ開催報告

農林水産省農村振興局の海外農業農村地球環境問題等調査事業(稲作推進条件整備調査)による調査で、JIRCASはコメ増産計画の実現に資するため、農地やかんがい施設などの稲作生産基盤の状況を分析するとともに、ガーナ国・エチオピア国において実証調査を行っています。ガーナ国では、ガーナ国食料農業省(MOFA)、SRI・CRIがカウンターパート機関となっています。最終4年目に当たる今年度は、稲作生産基盤の条件整備手法をとりまとめ、 ガーナ国のみならず周辺諸国においても役立つ「稲作推進マニュアル」として、判りやすい冊子を作成する事としております。

ガーナ国稲作推進条件整備調査に関する技術セミナー

JIRCAS は、アフリカのガーナ国・エチオピア国において、農民自らが実施可能な、低コストで持続性のある水田整備手法を確立するため、4年間の調査を実施しています。最終年に当たる今年度は、普及員等にも判りやすい「稲作推進マニュアル」を作成する予定です。この調査の一環として、日本の機械化稲作を現地調査する4名のガーナ国の担当者(政府職員2名、農業改良普及員2名)が、直面している問題点等を紹介し、日本人専門家とともに将来のガーナ国での水田稲作について議論するため、 10月6日にJIRCASで技術セミナーを開催しました。