画像で見る海外での研究活動の歩み
旧農林水産省熱帯農業研究センターおよび国際農林水産業研究センターの在外研究員等が世界各国での現地調査及び研究協力を通じて撮影・収集したスライド、約12,000枚をflickrで公開しました。
これらの画像は政府標準利用規約第2.0版(クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンス(CC BY)互換)に基づき、出典を明記の上で利用できます。利用条件の内容については「JIRCAS Webサイトの利用について」をご参照ください。 印刷物、調査研究等でご利用頂いた場合は、お問い合わせフォームにてお知らせ頂ければ幸いです(任意)。
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経緯と解説
旧農林水産省熱帯農業研究センターおよび国際農林水産業研究センターの在外研究員等が、世界各国での現地調査及び研究協力を通じて撮影・収集したスライドは、調査情報部(当時)においてスライド画像情報データベース(TROSIS)[1]として蓄積、保管されていました。これら85ヵ国での1970~1990年代の研究活動を記した日本の国際貢献に関わる貴重な映像資料を誰もが利用できるよう、スライドから画像ファイルへの変換、メタデータの付与などを行いました。
これまで、JIRCASでは調査、出張等で多くの写真が撮影され蓄積、保存されてきましたが、スライドのままで検索できる状態にない、過去に構築したデータベースも利用できないことから、過去の貴重な資産が活用できていないことが課題でした。
スライド画像については画像ファイルとして電子化したほか、TROSISに蓄積されていたタイトル、撮影者、国名などの情報をメタデータとして画像に記録しました。これにより、flickrのような画像共有サービスや市販のアプリケーションでの管理や検索が容易になりました。
[1] 鈴木大助, 鈴木光雄. “熱帯農林業研究技術情報データベース利用マニュアル”. 熱研資料, No.95, 1993.9