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1094.タイ科学技術博覧会2024に出展、国際農研の貢献が表彰されました
1094.タイ科学技術博覧会2024に出展、国際農研の貢献が表彰されました
タイ科学技術博覧会は、年に1回開催されるタイ国最大の科学技術展覧会です。今年は8月16日から25日までの10日間、ノンタブリ県内のインパクト展示会議センターで開催されました。会期中、現地の小中学生、高校生を主として約20万人の来場者がありました。
バンコク市内に位置する国際農研の東南アジア連絡拠点は、新型コロナウイルスのため参加できなかった2年間を除いて、2007年から本博覧会に毎年出展しています。
在タイ日本大使館が取りまとめている日本ブースには、国際農研の他にも情報通信研究機構(NICT)、科学技術振興機構(JST)、日本学術振興会(JSPS)、京都大学・日ASEAN科学技術イノベーション共同研究拠点(JASTIP)、東京工業大学、東京農工大学、チュラロンコン大学、折り紙ヒコーキ協会、内閣府が出展しました。
国際農研は、昨年に引き続きタイの伝統的な発酵食品であるカノムチンに関して、カセサート大学食品研究所との国際共同研究の成果を展示しました。成果の説明用に国際農研が作成したカノムチンの絵本は、タイ語で書かれているため来場者に大変好評でした。また、多くの小中高生がスマートフォンを使ってQRコードからカノムチンの情報を閲覧していました。
開会式には、Supamas Isarabhakdi高等教育・科学・研究・イノベーション大臣が出席されました。また、表彰式ではPermsuk Sutchaphiwat同省事務次官から、国際農研の科学技術教育への貢献が評価されトロフィーが贈られました。
(文責:東南アジア連絡拠点代表 金森 紀仁)