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591.国際農研招聘研究員の齋藤和樹氏が、第七回 食の新潟国際賞 21世紀希望賞を受賞

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590. 国際農研 招聘研究員の齋藤和樹氏が、第七回 食の新潟国際賞  21世紀希望賞を受賞

食と農業に関する分野での問題解決などに尽力した人に贈られる食の新潟国際賞の受賞者が7月28日に発表されました。今年は5人が受賞、国際農研 招聘研究員の齋藤和樹氏は21世紀希望賞を受賞されました。 

齋藤氏が、アフリカの食料自給率向上の為、新育種材料の発見・選抜手法の開発等の研究を通じてアフリカのイネ育種事業に大きく貢献したこと、また、小規模農家の稲作営農システムの整備や集約、農家の生計、栄養改善などにも大きな成果をあげていること、が表彰の理由として挙げられています。 

齋藤氏は、京都大学大学院で北ラオスの焼畑稲作研究を対象としたテーマで農学博士号を2005年に取得後、コートジボワールを拠点とするアフリカライスセンターでアフリカにおけるイネ生産性改善に向けた研究活動に従事しています。2017年より国際農研の招聘研究員も兼任しています。氏の現在の主な研究テーマは、収量ギャップ・持続性の評価、肥培管理技術、稲作栽培意思決定支援ツールなどです。

齋藤博士、おめでとうございます!

(文責:情報プログラム 飯山みゆき)

 

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