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445. OECDの栽培植物のコンセンサス文書:イネの改訂版の公表

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445. OECDの栽培植物のコンセンサス文書:イネの改訂版の公表

経済開発協力機構(OECD)では「遺伝子組換え植物に関する環境 上のリスク・安全性評価に資するための栽培植物のコンセンサス文書」を様々な栽培植物についてシリーズとして公表しています。OECDのバイテク規制調和作業部会では、1999年に刊行された遺伝子組み換えイネ品種に関する環境安全性に関する文書を、この度約20年ぶりに改訂し公表しました。

そのイネに関する文書の作成は我が国が主導しており、今回の改訂版では国際農研の研究員も外部専門家グループの一員としてアジア・アフリカでの稲作研究の経験を踏まえ、主要な稲作地域、その栽培環境、遺伝子組み換えイネ品種、雑草害および種子生態について文書の作成に貢献しております。

 

OECD Consensus documents: Work on harmonisation of regulatory oversight in biotechnology - Biology of plants
https://www.oecd.org/env/ehs/biotrack/consensusdocumentsfortheworkonhar…

Revised Consensus Document on the Biology of Rice (Oryza sativa. L)
https://www.oecd.org/officialdocuments/publicdisplaydocumentpdf/?cote=e…

 

(参考文献)
経済開発協力機構(OECD)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oecd/gaiyo.html
https://www.oecd.org/

(文責:熱帯・島嶼研究拠点 小林伸哉、AfricaRice/社会科学領域 齋藤和樹、生物資源・利用領域 佐々木和浩)

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