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熱帯農業プラットフォーム(TAP)と共通枠組文書

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熱帯農業プラットフォーム(Tropical Agriculture Platform, TAP)は、G20を受けて2012年に発足した、主に熱帯地域の小規模農家を受益者として農業のイノベーションシステムのための能力開発(capacity development for agricultural innovation systems, CDAIS)を推進するプラットフォームです。JIRCASは、TAP創設時からそのパートナーとして積極的にその活動に参加しています。

2016年1月に、第三回TAPパートナー会合(TAP Partners Assembly)がルワンダ国首都のキガリで開催されました。そこで議論された共通枠組みは、現在各地域で独立した取り組みが行われている能力開発を調和させることでリソースを最適化できないかという観点から作成されたもので、2016年7月に最終版が公表されました(以下3文書)。

  1. 概念 ( http://www.cabi.org/Uploads/CABI/about-us/4.8.5-other-business-policies-and-strategies/tap-conceptual-background.pdf
  2. ガイダンスノート (http://www.cabi.org/Uploads/CABI/about-us/4.8.5-other-business-policies-and-strategies/tap-guidance-note.pdf
  3. 要約 (http://www.cabi.org/Uploads/CABI/about-us/4.8.5-other-business-policies-and-strategies/tap-synthesis-document.pdf

また、TAPはCDAISに関する情報共有システムとしてTAPipedia(http://tapipedia.org/)を運営しており、農業イノベーションのための能力開発に関連する文献、ケーススタディ、ツールなどを検索することができます。

(研究戦略室 白鳥 佐紀子)

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