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拡大メコン地域農業ワーキンググループ(第11回GMS WGA会合)への参加

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平成26年3月25〜26日に、WGAの第11回会合(WGA-11)が、ミヤンマーの首都ネピドーで開催されました。今回の会議は、GMS*)の第20回環境ワーキンググループ年次会合(WGE-20)と合同で実施され、「食料、エネルギー、水の安全保障を確保するための自然資本管理」を主要テーマとして、GMSにおける農業開発行動計画であるCASP (Core Agricultural Support Program)で実施しているプロジェクトのレビュー、CASPの支援に関するドナー機関の意見交換などが行われました。 会議には、GMS6ヶ国及び関係する国際機関(ADB、FAO、UNCTAD他)、自然資本管理に関する事業を行っているNGOの代表ら計約100名が参加しました。JIRCASからは、メコンデルタを重点地域としている気候変動対応プロの研究成果を報告しました。また、会議と平行して、今回初めての試みとして実施された展示会「環境に優しい農業マーケットプレース」で、気候変動対応プロジェクトを中心とするJIRCAS活動概要の紹介を、ポスター展示、印刷物の展示・配布、JIRCAS紹介ビデオ上映、口頭による説明により行いました。 *) 拡大メコン地域 (Greater Mekong Sub-region: GMS)は、メコン川流域6ヶ国(カンボジア、中国、ラオス、ミヤンマー、タイ、ベトナム)の地域経済協力促進を目的として、1992年にADB(アジア開発銀行)が主導して発足しました。GMSの下には、分野別のワーキンググループがあり、農業分野におけるGMSとの協力を議論する場として、農業ワーキンググループ (Working Group on Agriculture: WGA)が2002年に設けられました。

  • WGA11-WGE20合同会合 WGA11-WGE20合同会合
  • 展示会におけるJIRCAS活動概要紹介 展示会におけるJIRCAS活動概要紹介

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