アフリカ食料プロ並びに気候変動対応プロに係る現地調査研究及び打合せ
成果の概要
アフリカ食料プロジェクトの活動を実施しているガーナ共和国では、イースタン州及びアシャンティ州において複数の地方銀行のCEO以下銀行幹部に面会し、稲作農民による多機能農民組織(Farmer Based Organization; FBO)に対する融資スキームを具体的に提案して理解を得たほか、稲作集落においてFBOに対する融資スキーム(担保の差し入れ、元利均等償還:利率と償還期間、デフォルト時の差し押さえ等)についての理解度を確認した。また、アシャンティ州の集落で収穫まで生育したSALIBU第1世代の状況及び試験栽培の収量等を確認した。さらに、アクラ市にて現地NGOと農業機械の輸入について協議するとともに、同国食料農業省(MOFA)普及サービス局(DAES)とこれらの情報を共有し意見交換を行った。
気候変動プロジェクトの活動を実施しているミャンマー共和国連邦では、イエジン市の農業畜産灌漑省(MOALI)農業研究局(DAR)にて、33品種のSALIBU再生稲比較栽培試験に係る現地指導、データの確認、整理、分析を行うとともに、マンダレーの北部シュエボ近郊のTaze townshipにおける農家圃場でのSALIBU再生稲栽培法の実証栽培の経過と結果について情報を収集した。
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