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1205. Carbon Dioxide Removal (CDR)に関するオンラインセミナーのお知らせ

1205. Carbon Dioxide Removal (CDR)に関するオンラインセミナーのお知らせ
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)第6次評価報告書(AR6)によると、現状の温室効果ガス排出トレンドのもとでは、オーバーシュートなしでパリ協定の気候目標1.5°Cに温暖化を制限することは困難とされ、二酸化炭素除去(Carbon Dioxide Removal :CDR)の実施が避けられないと考えられています。CDRは、即時かつ迅速な温室効果ガス排出削減の達成を可能にする緩和策の代替策とはなりませんが、AR6で評価された1.5°C–2°Cシナリオは、大気中からのCO2純除去の必要性を想定しています。
3月6日(木)東京大学未来ビジョン研究センター 主催のオンラインセミナーにおいて、IPCCに関わる専門家がCDR戦略の最新の動向について紹介・議論される予定です。
イベント概要につきましては、未来ビジョン研究センターのWEBページをご参照ください。
(日本語)https://ifi.u-tokyo.ac.jp/event/19697/
(英語)https://ifi.u-tokyo.ac.jp/en/event/13226/
[イベント概要]
東京大学未来ビジョン研究センターは、近年のCarbon Dioxide Removal(CDR)に関する動向を議論するオンラインセミナーを開催いたします。本セミナーでは、技術的進展から政策的含意まで、CDR戦略の最新の動向について概観します。
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、2015年のパリ協定(Paris Agreement)目標を達成するためには、温室効果ガスの排出削減だけでは不十分であり、CDRが不可欠であると強調しています。気候変動を1.5℃または2℃に抑えるには、大規模かつ持続可能なCDR手法の確立が急務となっており、こうしたワークショップでの議論は世界的な気候行動を形成するうえで重要な役割を果たすと考えられます。
[日時] 2025年3月6日(木) 10:30-12:00(日本時間)
[場所] オンライン (Zoom) ※定員は300名、定員に達し次第締め切ります。
[言語] 英語 (同時通訳無し)
[主催者] 東京大学 未来ビジョン研究センター
持続可能な未来のための日本モデル相互比較プラットフォーム(JMIP)研究ユニット
技術ガバナンス研究ユニット
[特設ページ]
(日本語)https://ifi.u-tokyo.ac.jp/event/19697/
(英語)https://ifi.u-tokyo.ac.jp/en/event/13226/
[参加登録方法] https://ifi.u-tokyo.ac.jp/event_form/19723/
(文責:情報プログラム 飯山みゆき)