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374. 気候変動適応拠点形成国際ワークショップ(Southeast Asia Research-based Network on Climate Change Adaptation Science: SARNCCAS)の開催

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374. 気候変動適応拠点形成国際ワークショップ(Southeast Asia Research-based Network on Climate Change Adaptation Science: SARNCCAS)の開催

2018年度から始められた、茨城大学 地球・地域環境共創機構(GLEC)が主催する、気候変動適応研究拠点形成国際ワークショップに、国際農研は共催として参加します。
2021年9月16日と17日の2日間にわたってオンラインで開催されます。

GLECは、地球規模の環境変動に対して、持続的な社会を実現するために、各分野での現地調査に基づく横断的な研究を進め、高い学術的成果を発信するための研究・教育の拠点です。実際に、ハノイにある日越大学(Vietnam-Japan University)やベトナム経済研究所(Vietnam Institute of Economics)など東南アジア各国の機関と、気候変動研究に関する人材育成や共同研究を進め、確固たるネットワークを形成しています。

国際農研は、プロジェクト研究の形成を通じて国際的な共同研究や異分野間連携を進めているため、GLECとの共通点が多く、今回のワークショップの共催での参加となりました。

ワークショップの1日目午後の研究機関紹介では、林慶一プログラムディレクター(環境)が国際農研の気候変動に関わる国際的なネットワークについて説明し、泉太郎プロジェクトリーダーが第5期(2021-2025年度)の気候変動対応プロジェクトの取り組みについて説明いたします。

2日目の午前の口頭発表セッションでは、古家淳社会科学領域長らが座長を務め、同領域の呉文超氏が、環境保護政策下での世界のバイオエネルギーの潜在性について発表します。

このワークショップでは、海外の気候変動に関わる若い研究者がポスター報告を行うと共に、茨城大学附属中学校の生徒らも英語で研究成果を発表し、オンラインホワイトボードを使って議論を行う予定です。

すでに、発表受付は終了していますが、参加受付は9月15日12時まで行っています。
気候変動にご興味をお持ちの方のご参加を歓迎いたします。

Website: https://www.glec.ibaraki.ac.jp/news/post-13301/
Website (英語版):https://www.glec.ibaraki.ac.jp/workshop2021/

チラシ(日本語版):
https://www.glec.ibaraki.ac.jp/admin/wp-content/uploads/2021/07/Flyer_W…

(文責:社会科学領域 古家 淳)

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