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295. 5月18日は「国際植物の日」

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欧州植物科学機構(EPSO; European Plant Science Organisation)が世界のみんなで植物のたいせつさを考える日として2011年秋に提唱し、2012年から毎年5月18日を国際植物の日に定めました。

日本でも国際植物の日にちなみ、植物に関連する学会が協賛してイベントが行われています。植物の研究は、農業、園芸、林業、紙、繊維、化学物質、エネルギー、医薬品と、さまざまな分野に関わりがあり、また、植物はあらゆる生物に適した環境を提供するためにも欠かせません。

国際農研は第5期中長期計画において、熱帯林遺伝資源の特性評価による生産力と環境適応性の強化レジリエンス強化作物とその生産技術の開発、在来作物遺伝資源や伝統食品を活用した新需要創造のための作物及び食品の開発熱帯性作物の持続的生産に向けた遺伝資源の情報整備と利用促進技術の開発および国内外との連携強化など、環境や食料システムに関連したプロジェクトを開始しました。

また、これまでに植物に関する多くのデータベースの構築やオンライン図鑑を公表しており、国内外の多くの研究者に情報提供のかたちで貢献しています。国際農研は沖縄県石垣市に熱帯・島嶼研究拠点を有しており、マンゴーやパッションフルーツなど、近年国内で人気のある熱帯果樹の遺伝資源を多く保存しており、 特性評価や品種育成等の研究目的での利活用が可能です。

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(参考)熱帯・島嶼拠点@石垣島における熱帯果樹研究
https://www.jircas.go.jp/ja/program/program_d/blog/20200409

(文責:情報広報室 金森紀仁)
 

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