支援部門職員からのメッセージ : 企画連携部企画管理室 又吉海智

国際農研を志望した動機は何ですか?

 私は、父が畜産業を営んでいることから牧草について、調べていく中で国際農研の牧草についての記事を拝見しました。また、牧草の他に野菜や果物、稲の研究がなされていることを知りました。私自身、畜産業以外の農業は全く知らなかったのですが、国の機関ということで、世界中の多くの人の生活に大きく貢献できるチャンスがあることに興味を持ち志望しました。

 

今の仕事で経験できてよかったこと、やりがいについて

 私は、生まれてから一度も稲や大豆を育てたことがなく一つ一つの仕事が初めてのことばかりで日々勉強させてもらっています。幼いころから、父や祖父の畜産や農作業の手伝いをしていて農作業には自信はありましたが今は慣れないことの連続で、試行錯誤の連続です。そんな中でも、同じ技術支援系の職員からアドバイス、研究者の方からお礼の言葉などをもらうことで、「頑張ってよかった」とやりがいを感じることができます。また、初めて育てた稲や大豆の収穫をした時には、とてもうれしかったのと同時に食への有難さを改めて感じました。

 

皆さんに伝えたいメッセージは何ですか?

 「支援部門」とは、研究者が求める環境の準備のためにトラクターなどで畑の耕起に水田の代掻き、作物の状態を見ての農薬散布、まんべんなく全体に散布するための散布の仕方など、普段の生活ではあまり行うことのない作業ばかりです。ですが、最初からうまくできる人などいません。日々反省改善点やうまくいくための方法を模索していく中で、自分なりの方法が見つかります。
 これから、就職活動で苦しいことやうまくいかないことの方が多いと思いますが、反省改善を生かす中で自分なりの方法で頑張ってもらいたいと思います。自分を信じて頑張ってください。応援しています。
その結果、国際農研で一緒に働くことができたらうれしいです。