糖化試験の実装に向けた実験系構築および装置導入計画の推進
成果の概要
マレーシア・クアラルンプールでは、マレーシアパーム油庁(MPOB)を訪問し今後のプロジェクトに関して、協力体制や試験内容について打合せを行った。農業バイオテクノロジー研究所(ABI)では、糖化試験を含む実験系の立ち上げに向け、研究室の設計およびパーム試料の準備体制、研究所内の整備方針について協議を行った。JICAマレーシア事務所においては、新たに着任されたプロジェクト担当者への表敬訪問を兼ね、これまでのプロジェクトの経緯説明および今後の活動方針について意見交換を行った。さらに、ビンツルでは、大規模糖化試験に向けた廃水調整の打合せを行った。ペナンのマレーシア理科大学(USM)においては、現地のカウンターパート研究員と共に、培養溶液の分析試験計画を策定するとともに、微生物糖化試験に向けた培養装置の導入計画に関する協議を行った。タイのキングモンクット工科大学(KMUTT)においては、梱包資材を対象とした微生物糖化試験を継続して実施するとともに、古紙を対象とする糖化試験について、KMUTTのパイロットプラントを用いた実証試験に向けて、試験方法や日程等に関する調整を行った。
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