メキシコ国立農牧林研究所(INIFAP)と共同開発中のダイズ品種の育成計画策定と技術指導
パラグアイ農業バイオテクノロジー研究所(INBIO)と共同出願品種の広報に関する協議、今後の品種育成計画策定、ダイズ病害抵抗性評価・選抜に関する技術指導(INBIO)および国際農研での品種評価のための病原菌の分離・培養と日本への送付準備。パラグアイ農業バイオテクノロジー研究所(FitoLab)
アルゼンチン国立農業技術院(INTA)と共同開発したダイズ品種の形質評価と選抜および広報に関する協議(INTA)

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
R06-0482 2025年02月 - 2025年03月 メキシコ, パラグアイ, アルゼンチン

成果の概要

メキシコ(INIFAP)との協議により、育成中のさび病抵抗性ダイズ品種の選抜・育成の計画を策定した。パラグアイ(FitoLabにおいてダイズ罹病葉から分離した病原菌を適切に梱包し発送準備を行った。国立植物・種子品質・防疫機構の承認次第、輸入禁止品として共同研究者が発送する。INBIOでは登録審査中の共同開発ダイズ品種が有効なさび病抵抗性を有していることを確認した。この品種はINNOVAR 2025展覧会で宣伝されたINBIOのさび病抵抗性品種の新ブランドITS Soja 3Gの品種となる予定。アルゼンチンINTAと共同開発したダイズ品種について、候補系統の評価・選抜と登録出願の計画を策定した。なお、各訪問機関では国際農研で実施している紫斑病抵抗性評価法を紹介した。今後、各国の育種素材や品種候補系統等の紫斑病抵抗性の評価に役立てていく。

メキシコ
パラグアイ
アルゼンチン

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