・パラグアイ産ダイズさび病菌の収集およびダイズさび病菌の病原性と抵抗性遺伝子集積系統のデータ分析(Fito Lab)
・共同開発したさび病抵抗性大豆新品種の圃場試験の協議(INTA)
・ダイズさび病抵抗性品種開発の共同研究に関する協議(INBIO, IPTA)

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
R04-0275 2023年02月 - 2023年03月 パラグアイ, アルゼンチン

成果の概要

共同研究機関のFitoLabとともにパラグアイの20か所のダイズさび病サンプルを収集し、輸入許可条件の方法・形状で3月27日に輸入し、指定保管場所へ保管した。また、国際農研の遺伝子集積系統に対するパラグアイのダイズさび病罹病度に有意な系統間差があることが分かった。昨年登録が完了したアルゼンチン国立農業技術院(INTA)との共同開発ダイズ新品種「Doncella INTA-JIRCAS」の圃場試験について、人工接種の有無やさび病抵抗性評価方法等今後の試験計画について協議した。この新品種における圃場レベルでのさび病抵抗性の導入効果が明らかになると期待できる。パラグアイ農業技術院(IPTA)および農業バイオテクノロジー研究所(INBIO)と共同研究終了後の育成系統や物品の取り扱い方針を協議した。

パラグアイ
アルゼンチン

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