・フィリピン国土壌・水管理局研究センターにおける実験試料の計測・管理業務
・セントラル・フィリピン公立大学における森林産物に関する調査
・フィリピン国砂糖統制庁との共同研究進捗に関する会議
成果の概要
フィリピン農業省所管の国立丘陵地土壌・水資源研究開発センター(ルソン島タナイ市)を訪問し、共同実施中の改良苗木技術「保育ブロック法」による現地資材と現地樹木への適合性について、保育ブロック苗の生育結果を用いて技術評価を行い、その結果から今後も土壌保全技術の一つとして積極的に共同実施をしていく意向が示された。セントラル・フィリピン公立大学(CPSU:ネグロス島カバンカラン市)では、前記に同じく保育ブロック法の研究の進捗状況を説明し、同技術の共同実施が望まれた。また、以前より協議を進めていた共同研究覚書(JRA)の締結について森林学科を担当部門とすることについて同大学から同意を得た。砂糖統制庁(SRA)バコロド支所(ネグロス島バコロド市)では、CPSUとの共同研究推進について理解を得、全面的な支援と仲介により同大学との共同研究体制の構築が大きく前進した。
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